【2017 5月】米澤一造さん(スケッチカフェ キャプテン)

日曜静物と火曜日本画(お休み中)の米澤です。
しばし、スケッチのお話にお付き合い下さい。

私のスケッチは、おもに家外で描く水彩画です。
最長でも1時間、短い時は5分の瞑想です。晴れたら木漏れ日溢れる散策路、
雨ならビルの中から描くなど対象とするモデルは無限にあります。
でもライブですから時間の制約を味方につけます。
たとえば、運ばれてきたメバルの煮付け、料理が冷めず、よだれの飲み込む音が
聞こえないのはせいぜい5分、1時間に一本しか無いバス待ちもあっという間です。

思い出に残るスケッチと言えば、パリ・スケッチ旅。テロ事件の翌朝にパリ入り。
事件直後でしたから、みんなこれからどう振る舞えば良いか分からないという状態の中、
勇気を出して描き歩いたスケッチは、緊張したその時の空気や音までが詰まったメモリアルです。

米澤さんエッセイ用

でもなぜ、スケッチが好きなんだろう?
アウトプットだけじゃない、一連の行為すべてがスケッチを軸に愉しめることなのでしょうか?本当のところよくわかりません。

さて、限られた時間は納期と思って思い切りよく描きます。うまく描くなんて考え
ず時間内に描き上げることに集中します。ほら、後で見たら、その時の状況まで
描きこまれていて、絵を肴にお酒もはずみます。
さぁ、スケッチに参りましょう。

yonezawa180
プロフィール

米澤一造

出身
北海道に生まれ大阪南部で
ソウルフルに育ち現在渋谷区在住

趣味
ハイキング、サイクリング、
フィシィングその他多数

スケッチに興味がわいたという方は、米澤さんと行く5月27日(土)のスケッチカフェ
「築地」に参加しよう! 詳しくはblogでおってお知らせします。